取組事例集
テーマ別環境学習講座(平成30年度第2回)『大人のための水素エネルギー教室』
実施日平成30年9月28日(金) 14時00分 から 17時00分まで
場所水素情報館「東京スイソミル」
主催者主催:東京都環境局/実施:公益財団法人東京都環境公社
参加者54名
内容
1.開会あいさつ
2.講義
◆基調講演「水素エネルギーが地球温暖化を止める」
(講師)首都大学東京 学長補佐 都市環境学部 環境応用化学科
川上 浩良教授
(水素エネルギー社会構築推進研究センター 副センター長)
(内容概略)
・ゼロエミッションへの革新的アプローチとしての水素、
CCS(CO2の回収・貯留)
・地域の再生可能エネルギーを活用する取組としての水素利用 など
◆水素社会に向けた民間企業の取組紹介
○「水素社会の実現に向けた取組」
(講師)本田技研工業株式会社 ビジネス開発統括部
エネルギービジネス開発部 エネルギーマネジメント課
主任 笹木 英二氏
(内容概略)
・水素をつかう燃料電池自動車「クラリティ フューエル セル」、
水素をつくる「スマート水素ステーション」、
水素とつながる「外部給電器」の紹介
○「水素エネルギーを活用した燃料電池の取組」
(講師)(公財)パナソニック株式会社 アプライアンス社
スマートエネルギーシステム事業部 経営企画部
水素事業推進課 課長 河村 典彦氏
(内容概略)
・家庭用燃料電池「エネファーム」、純水素燃料電池、
東京2020大会の選手村跡地での燃料電池導入などの紹介
3.実験・見学
◆スイソミルスタッフMr.SEKINEによる「水素エネルギー科学実験」
・水素のシャボン玉で、水素の特性を分かりやすく伝える実験を実施。
・燃料電池自動車からの給電で入れたコーヒーを飲みながら
科学実験を楽しんでいただきました。
◆「東京都・東京都環境公社の水素エネルギー普及啓発の取組」
(講師)東京都環境公社 総務部 経営企画課 佐藤宣行
(内容概略)
・水素ステーションや東京スイソミル、
Tokyoスイソ推進チームなどの取組紹介
◆東京スイソミルガイドツアー
・2班に分かれ、東京スイソミルスタッフの説明を聞きながら館内見学。
本講座の前半では、専門家の基調講演や企業の取組紹介を通して、
未来のエネルギーとして期待される水素エネルギーの現状や今後の展開について
考えていただきました。
後半は、燃料電池自動車からの給電で入れたコーヒーを片手に、
水素シャボン玉の科学実験をご覧いただいた後、
水素エネルギーの普及啓発施設「東京スイソミル」のガイドツアーで、
水素エネルギーの可能性を感じていただきました。
御参加いただいた皆様、ありがとうございました。