取組事例集
テーマ別環境学習講座(令和2年度第2回)『水素エネルギーから見る未来』
実施日令和2年11月20日(金) 15時00分 から 16時30分まで
場所Zoomを使用したオンライン開催
主催者主催:東京都環境局/実施:公益財団法人東京都環境公社
参加者57名
内容
1.基調講演「水素を作る、運ぶ、使う 水素エネルギーの現状と将来」
(講師) 東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 環境応用化学域 宍戸 哲也 教授
(水素エネルギー社会構築推進研究センター)
(内容概略)・CO2排出量の現状とCO2排出量削減への取組
・燃料電池とは?
・水素をつくる・はこぶ・使う。それぞれの現状と課題
・今後の展望:大都市では、高効率なエネルギー変換システムの構築が必須。燃料電池システムを様々な場所・形態で導入し CO2削減を進めることが必要。都民の理解の広がりが水素エネルギーの導入・利用拡大には必須。
・再エネによる水素製造の割合を増やし、化石燃料からの水素製造の割合を減らす努力が必要。
・水素社会の実現に向けた取組:再エネの基幹エネルギー化と再エネのマネージメント。水素だけではなく電力システムをどうしていくのかを考えることで水素社会が実現する。
2.東京都の取組紹介「水素エネルギー普及に向けた東京都の取組状況」
(講師)東京都環境局地球環境エネルギー部 次世代エネルギー推進課職員
(内容概略)・「ゼロエミッション東京戦略」の体系と水素エネルギーの位置づけ。
・各政策の目標と具体的取組:水素ステーションの整備促進、燃料電池自動車・燃料電池バスの普及、家庭用や業務・産業用燃料電池の普及、CO2フリー水素の活用に向けた連携、都民への普及・浸透
3.「水素エネルギーの普及啓発の取組紹介」
(講師)公益財団法人東京都環境公社 総務部経営企画課職員
(内容概略)・「水素情報館 東京スイソミル」や水素エネルギー普及啓発事業の紹介
・出前授業やイベントで行う実験のデモンストレーション
御参加いただいた皆様、ありがとうございました。