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取組事例集

テーマ別環境学習講座(令和3年度第4回)『気候変動対策と水素のこれから』

実施日令和4年1月28日(金) 15時00分 から 16時30分まで

場所Zoomを使用したオンライン開催

主催者主催:東京都環境局/実施:公益財団法人東京都環境公社

参加者168名

内容

1.「気候変動対策と水素のこれから」

 (講師)東京大学名誉教授 安井 至 氏

 (内容概略)

  ○本講座の背景(概要)

  ・今までの社会と同じ利便性があるとは限らないので市民社会の理解をどうやって得るのか考えなければならない。

  ○基礎知識としての気候変動

  ・気候変動=比較的短時間で気候が変動すること。

  ○2050年に何が求められる?

  ・2050年に日本人の生活はどのようになっているかイメージが必要

  ○パリ協定・SDGs対応に見る日本人の特異点

  ・「正義」「こころ」の理解ができていない、「イノベーション」の定義が古典的

  ○日本的制度と海外の制度の違い

  ・日本:横断歩道や信号が多い、危険な場所には柵⇒公的機関に責任を負わせる

  ・海外:あまり考えられていない⇒自己責任

  ○パリ協定に見る日本の解析不足

  ・パリ協定の最大の原理原則「Climate Justice」

  ○SDGsの本質とは何か

  ・5Ps(People+Planet+Prosperity+Peace+Partnership)の話がほとんど出てこない

  ・SDGsの大目標は「Transforming our world」であるが日本ではあまり意識されていない

  ○エネルギー等の理解不足

  ・世界は転換型イノベーション、日本はカイゼン型イノベーション

  ○Climate Changeが人類レベルで今後100年の中心的課題である理由

  ・climateJusticeは日本人にとっては理解が難しい。何を考えたらいいのかをもう一回考え直しながらいろいろやっていかないといけない。

  ○今世紀とは何か

  ・300年以上続いた「化石燃料」から離脱し、新しい「人類文明」をつくる期間

  ・キーワードは「我々はどう変わるか」


2.質疑応答

 (講師)東京大学名誉教授 安井 至 氏

 (内容概略)

  ・質問と回答機能を用いて講座中に寄せられた多くの質問にご回答いただきました。


御参加いただいた皆様、ありがとうございました。


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