取組事例集
テーマ別環境学習講座(平成29年度第3回)『スポGOMI大会in荒川~川ごみ拾いで、海を、そして地球を守ろう~』
実施日平成29年12月9日(土曜日)10時00分 から 13時00分 まで
場所①講義:足立区生涯学習センター ②スポGOMI大会:荒川河川敷
主催者主催:東京都環境局/実施:公益財団法人東京都環境公社
参加者109名
内容
1.開会挨拶
2.第一部【講義】10時05分~10時45分
○「海ごみ」を知っていますか?
(講師) 東海大学海洋学部博物館 学芸員 伊藤芳英 氏
(講義内容概略)
◆駿河湾の地形から見る海洋の流れ
◆海岸の様々な漂着物
・海岸の漂着物を調査すると、海洋の自然から生まれたもの、陸地の自然から生まれたもの、
人が作りごみとなったものに仕分けることができる。
◆深海生物ミズウオの調査研究
・1964年から半世紀に亘る久保田正氏の調査結果によると、プラスチック片などのごみが、
ミズウオの胃内容物から出現する割合は、およそ70%。
◆ミズウオの胃内容物から見る海ごみ問題
・ミズウオを解剖すると胃が袋状で、胃の入り口のすぐ横が腸管の入り口という極めて
単純な構造をしている。
・黒い胃からは、レジ袋、プラスチック片、ビニール片などが出現した。
◆まとめ
・ミズウオの調査結果から、海底にもプラスチックやビニールのごみがあることがわかる。
・海洋の自然を大切にするために自分の生活を振り返り、
自分にできることを考えてみてほしい。
3.第二部【スポGOMI大会】10時45分~13時00分
○開会式
(講師) 一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ 代表理事 馬見塚健一 氏
(内容概略)
◆スポGOMIの取組
◆ルール説明
○競技開始
◆競技エリアを足立区街中と荒川河川敷の安全なエリアに限定し、競技を実施。
○荒川河川敷見学
(講師) NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム 五十嵐実 氏
(内容概略)
◆荒川河川敷の葦を伐採したエリア内を解説を交えながら見学
○閉会式・結果発表・表彰式
今回は、足立区や地元関係者の御協力のもと、29チーム109名の方に御参加いただきました。
当日に集まったごみの量は およそ100kg!
当日ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。



